Dysonの空気清浄+扇風機+ヒーターの機能が付いた空調家電を使ってみた
Dysonの空気清浄扇風機ヒーターのDyson Pure Hot + Coolシリーズをスマートホーム化目的で購入してみたので、今回はそれを使った記事を書いていこうと思います。
基本機能について
空気清浄、扇風機、ヒーター機能がついています。
空気清浄
普通の空気清浄機を使ったことがないので正確なことは言えないのですが、空気清浄能力は、そこそこ高いと思います。
私は重度の花粉症アレルギーなのですが、こいつを最強の風量でつけていると結構マシになりました。少なくともそこら辺の1万以内とかで購入できる空気清浄機よりはいいかと思います。
扇風機
次に扇風機の機能ですが風量でいうと普通の羽あり扇風機よりも若干弱いかもしれないですが。普通の羽なし扇風機くらいの風量はあります。個人的には全く問題ないレベルです。
レビューで音がうるさいっていうのが結構あるみたいですが、私はそんなに気になるレベルではないと思います。
普通の扇風機のような羽がないため、子供にも安全で掃除もしやすいのは結構メリットかなと思います。
ヒーター
続いてヒーター機能ですが少なくとも6畳、天井までが240cm程度の部屋をあたためるだけの暖房能力はあるようです。エアコンでは足元が温かくならないので冬の間は結構お世話になりました。
ヒーター機能の欠点としては結構電気代が、かかる点ですね。一晩中つけた日もあったからなのかもしれませんが、一人暮らしで5000円程度増えちゃいましたね。。。
その他の特徴、値段など
年中使用できる万能家電っていうのは魅力です。
やっぱ片付けしなくていいのは素晴らしい。めんどくさがりの方にはピッタリな家電だと思います。
また、スマートホームにも使えます。Alexaにも公式対応していますし、赤外線学習による操作も可能です。
私は、あまり重視しませんが、デザインもかっこいいと思います。
これだけの機能がついてる分、本体の値段が高めなので、お金に余裕があるときじゃないと購入するのは厳しいかも。
だいたい6万~8万で購入可能です。HP03が4万くらいで出されていたこともありますので、探せば安いのが見つかるかもしれません。
私は、HP03とHP00を購入していますがHP03は4万で購入することができました。
Dyson Pure Hot + Coolシリーズ
それぞれの機種にある特徴を見ていきます。
HP00
空気清浄、扇風機、ヒーター、首振り、ディフューズドモード、タイマー機能などの基本機能がついた古いモデル。
Wifiに接続できず、スマフォからの操作やAlexaからの操作は通常の方法では、実現できないので注意。
本体の操作は付属のリモコンで行います。リモコンが赤外線なので、やる気があれば、スマフォ操作やAlexa操作も実現できるでしょう。
古いモデルで、Wifi接続もできないため、スマートホームやりたい方には基本的にオススメできません。間違えて購入しないように!
HP03
HP00の基本機能にナイトモード、オートモードがついた型落ちモデル。
アプリからは部屋の空気の状態や、室温、湿度などが確認できます。
Wifiに接続でき、スマフォからの操作やAlexaからの操作が可能になりました。
もちろん外出先からの操作も可能で、スマートホーム家電としても利用できます。
もちろん付属のリモコンでも操作できます。
4万円台で売られていることもあるようなので値段的な意味ではオススメ。
HP04
2020/5/22時点での最新モデルです。
HP03の機能に追加して温度や空気の状態を確認するためのLCDディスプレイが本体搭載されており、アプリなしでも温度や空気状態が確認できます。
ディフューズドモードで正面から風を送り出さずに空気清浄出来るモード、首振りが350度までできるようになる等、細かい部分で便利になっています。
お値段のほうも他のモデルより少々高めになっています。7万~8万くらいですかね。そのうちセールしてほしいなぁ。。。
より便利な機能を使用したい場合は、このモデルがオススメです。
Wifi設定し、アプリで操作
外出先からの操作やAlexaでの操作、自作プログラムから操作したい方はWifiの設定を行う必要があります。
設定方法はアプリで解説してくれるので、その手順通りに進めれば問題ないでしょう。
設定で必要になる製品SSID、製品パスワードは本体正面のシールや取扱説明書など、付属品に記載されています。
最後らへんの設定で製品がどこにあるのか、聞かれますが、Alexaで操作する時にキーワードになりますので、それを考慮して設定しましょう。もちろん後から変更もできます。
今回は寝室に設定することにしました。
Alexaで操作
HP03はAlexa経由で操作可能です。私は購入していませんが、恐らくHP04も可能です。
Alexaで操作できるようにするのは簡単で、Alexaアカウントにログインしてスキルを有効にするだけでOKです。
あとは次のような音声を発し操作するだけ。
「アレクサ、ダイソンをつけて」
「アレクサ、ダイソンを消して」
「アレクサ、風量を上げて」
「アレクサ、風量を下げて」
「アレクサ、風量を5にして」
「アレクサ、オートモードをつけて」
「アレクサ、オートモードを消して」
「アレクサ、温度を上げて」
「アレクサ、温度を下げて」
「アレクサ、温度を20にして」
「アレクサ、首振りをつけて」
「アレクサ、首振りを消して」
「アレクサ、かぜをつけて」
「アレクサ、かぜを消して」
※この内容は2020/06/02時点の音声操作です。
実際に試した様子を動画にしときます。
ん~扇風機モードとヒーターモードの切り替えが「かぜをつけて」「かぜを消して」で、できるとは・・・もうちょっとマシな内容に変更すべきやろ流石に・・・自分はどうせこのスキルで運用するつもりないからいいんだけどさぁ・・・
てか公式でどっかに音声操作方法とか書いてないんかな。知ってる人いたら教えてください。
※動画で使用している音声は、こちらのサイトを利用させていただきました。
自作プログラムから操作
HP03はプログラムで操作可能です。多分HP04も可能。HP00は次の説明でのプログラム操作は、できないです。
いくつかのDyson家電はMQTTという一般的なプロトコルを使用した通信に対応しておりTCP通信できる仕組みがあれば操作出来ちゃいます。
Dyson Pure Hot + Coolには温度、湿度、空調のセンサーが内蔵されているため、プログラムが自作できれば、本体の操作に加え、温度、湿度、空調のデータを取得できます。
ラズパイ等でスマートホームしてる方は温度計や湿度計の部品などを別途用意しなくてもよくなるので良い感じです。
今回は、お試しでJavaを使用し、センサーデータの取得と本体の操作を行ってみたいと思います。MQTTの仕組みを理解するために、外部ライブラリなしのSocket通信で試してみましたので、興味あれば覗いてみてください。
恐らく、ヒーター機能がついてないモデルや、加湿機能が付いたモデルでも同じようにプログラム操作できるものがありそうなので、試してみると面白そうですね。
プログラムから操作する前に必要な項目を調べておきましょう。IPアドレス、ユーザー名、パスワード、モデル番号などが必要になります。(HP03なら455)
IPアドレスはルータにアクセスして知ることができます。
電源コンセントをつけてルータの接続クライアント一覧に追加された家電がDyson家電だと特定できますね。
そのほかの情報はパケット解析で取得します。
私は、wiresharkとcain&abelを使用して覗き見しました。
私が参考にしたサイト様はwiresharkとtPacketCaptureを利用したようです。サイト貼っときます。
各種ソフトに関しては参考になりそうなサイト適当に貼っときます。
wireshark
tPacketCapture
cain&abel
全ての情報が揃ったら、プログラムを実行してみましょう。
まとめ
・空気清浄機として使える
・扇風機として使える
・暖房機としては6畳、天井高さ240cmの部屋では使える(それ以上は未検証)
・羽がないので子供にも安心で、掃除もしやすい
・デザインがかっこいい
・年中使えるので、片付けなくていい
・暖房機能使用時は約1000wを使用し、電気代が高くなる
・多機能な分値段はかなり高め(60000円~80000円)
・Alexaから操作可能
・赤外線学習での操作可能
・一部のモデルは自作プログラムで操作可能
・首振り機能あり
・タイマー機能あり
・リズム機能なし
・風向上下角度調整可能
ラズパイ経由で実装するなら、扇風機、ヒーター、空気清浄機の他に温度計、湿度計、空調計としても使用できる超万能スマートホーム家電です。
値段高すぎるけど、マジで使えるので、3台目購入しようか迷ってます。
このモデルに加湿機能も付けて出してほしいわ。そしたら3台目購入するのに。
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